どうやら今日からエマのアニメが始まるらしい。エマといえば最近書店で目立っているメイドマンガだ。
メイドマンガっていうと、まあ、あんなのを想像してしまうが、これは結構違うらしい。
自分はまだ読んだことがないが、信頼している書店で1〜2巻ぐらいからPOPが付いてたんで面白いと言い切ることは難くない。なにせこの書店は「お嬢様と私」1〜3巻を各10冊程度平積みしてたり、ぷーねこを初めとし、未絶版?な、ぽちょむきん、スカ天といった北道作品をPOP付きで平積みしてやがる。通わんわけにはいかんだろう。
で、エマがあまりにも面白そうだったんで完結(縁)待ちしてるわけ。おいしいものは最後に食べる質だからね。
ところでエマがメイドマンガとして地位を確立しつつある今、小説におけるメイドものの、あの作品の地位向上を目指さんわけにはいかんよなあ。
そんなわけで、「語り手の事情」(酒見賢一)。
メイドに対する少年青年の妄想を具現化したうえで、小気味よく裏切ってくれるような内容。エロでグロながら不思議とさわやか。
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だめだね、オレではこの小説を持ち上げることはできないようだ。
まあ、内容からして、どう考えても人に薦められる作品じゃないのは確かだし、同じ作者から薦めるなら後宮小説が筆頭だしなあ。