泣き虫弱虫諸葛孔明

タイトルの勝利と思いました。
作中ではほとんど泣きません、弱虫でもありません。
卑怯です、変人です、宇宙とか大好きです、黄氏はもっと大好きです。でも、濡れ場はありません。
蜀側のキャラクターの性格付けがなかなかに斬新(というか極端)なので、物語は面白いです。
ただ、嫌いではないのですが、いつもの作者の講釈が今回輪をかけてしつこい気がします。
陋巷では、物語パートに入ると一気呵成の面白さがあったんですけどね。こっちではちょっと物足りない感じ。
一応この1冊で一部完となるのですが、二部はいつになることやら・・・。