ガールフレンド 2巻 作・外園昌也 画・別天荒人 ヤングジャンプコミックス

1巻同様エロエロです。友達以上恋人未満というには、ヤルだけ感が強かったり、恋人だろ?感が強かったり、ヤらなかったりのオムニバスな内容。たぶん変。自分はまだ見たことがないが、外園さんは同人のほうでは相当エロイとかいう話も聞く。それはさておき、やっぱりこの内容は別天さんが絵を描いてるのが好いなあ。外園さんの画風も作画に生かしている感じで、そこがまたポイント高し。

ラディカル・ホスピタル 5〜6巻 ひらのあゆ まんがタイムコミックス

自分の場合、ファミリー系4コマは2〜3巻も読めば飽きてくるものなんですが、予想以上に持ってる。というか、むしろ次を読みたいと思える。のーてんきな医者とおてんば(古いか?)ナースを中心にして馬鹿騒ぎをやってる。しかし、ナースでは関口派の自分は、その役割をすべて山下に持っていかれ、登場比率が著しく低下したことに哀しみを覚える。序盤では山下と性格が似て、髪形も似てるせいで区別が付けづらかったことが、こんな形で整理されてしまうとは・・・。

満腹ボクサー徳川。 10〜11巻(完結) 日高健男 バンチコミックス

完結です。というか打ち切りです。ベストウェイトがウェルター級のボクサー徳川がヘビー級に転向。数年かけて肉体改造し、でっぷりと太ったボクサーの出来上がり。第1巻ではジムで汗を流す練習生を尻目にちゃんこ食ってる描写などもありました。そのへんが満腹ボクサーの由来かな。
序盤では緻密な計算と努力による肉体改造という描写が続き、単純に力石を代表とするような絞りのボクシングに対するアンチってことではないようです。また、徳川がヘビーで戦える理由のひとつにエコノミーラインという1テンポ速いパンチを打てることがあるんですが、これもフィニッシュブローにはなり得ないという弱点もあり、一筋縄ではいきません。
ようやく試合が本格化して一つ目の山を越え、二つ目の山を見せたところで、ちょっとアレな描写が入ってきます。どうアレかっていうと「徳川にしか見えない死神」*1を出したわけで、徳川の問題点を指摘して、ヘビー級を諦めさせようとするようなヤツです。これまでなんだかんだと「納得できる話」*2を積み重ねてきた作者なだけに、なにがあったのよといった感じでした。で、二つ目の山である東洋タイトルマッチに持っていって対戦相手を死神に見立てて撃破。オレたちの戦いはこれからだ!はい完結。  エー…
バンチ編集部もブラックリスト入りだな。

*1:実際に居るわけではない、観念的・自己投影的な死神

*2:実際の話は別問題