1年ぶりぐらいに映画館で映画を見てきました「300(スリーハンドレッド)」
ちなみに意図して見に行ったのではなく、買い物行ったら店がまだ開いてなかったので時間つぶしです。


300人のスパルタ人vs10万人だか100万人だかのペルシア人って話です。
なんと言っても殺陣が良かったです。スローモーションをうまく使いながら流れるような剣戟で、しかもそういったシーンが多くて見応えも十分でした。
また、途中で小説のようなナレーションが入るんですが、それも映画の叙事詩的な雰囲気をよく出していて良かったです。
残念だったのは、ストーリーがアメリカ的な自由vs専制、愛といったものをかなり強く書き出していたことです。
基本的に筋肉隆々でパンツ一丁の男たちが似たような格好の男たちと血を流し合う様が非常に楽しい映画ですから、女の回想シーンなどが入ってくると、男臭い雰囲気が台無しになってちょっとイライラしました。
また、自由vs専制という構図も、実際のところスパルタでも自由のない専制(一応法によるものだが、人権がないタイプ)なんで、イマイチ説得力がないと感じました。


というわけで、冷やかし半分で見たにしては、かなりの当たり映画でよかったです。