トラスティベルショパンの夢


計7時間ほどプレイしたところで進行を断念しました。
結局ムービーゲーは肌に合わないようです。


戦闘システム自体は良かったと思いますので、文句と期待を書いたアンケートはがきをバンナムに送って終了としましょうか。
まあ、すぐに売り払うつもりもありませんので、しばらくして思い出した頃にやるかも知れません。

トラスティベルショパンの夢


360と一緒に買いました。
360の噂の爆音は、意外とプレイ中は気にならない感じ?
Wiiで読み込みが多いソフトをプレイしたときの読み込み音のほうがむしろ気になる風味です。


とりあえず序盤プレイの感想
○良い点
・戦闘が連打系なんだけど、まったり目で楽しい
・3Dだけどマップの回転が不要、カメラワークも自然でいい感じ


×悪い点
・酷いポエムゲー(ポエムやるならせめて綺麗な日本語を書けるようになってからにして下さい)
・酷いムービーゲー(バテンはAボタンで話が進行するタイプだったけど、コレは操作不能のムービーゲー。しかもイベントは全部ムービーになってるから、量が多すぎる)
・イベント音声のON/OFFが出来ない(ボリューム0にすることは出来るけど、戦闘の音声にも影響するから×。そして戦闘時のボイスには字幕が無い)
・モンスターのバリエーションが少なく、延々と同じモンスターと戦わされる
・シーンごとに主人公の居る場所が決められているので、舞台がよくわからない(SRPG的な簡易地図でいいから、舞台がわかるような物が欲しかった)


というわけで、序盤だけプレイした感想で言えば、早いとこ売りに行きたい思う糞ゲーという結果でした。
RPG好きスパロボ好きのオタクを自認してますが、ムービーやボイスは嫌いなんですよね。
その辺りのカスタマイズが出来ないのは致命的でした。




アイマスも買ってるんだけどな!

氷と炎の歌

米国の戦記っぽいファンタジー小説です。
米国では全7部予定で現在は4部まで刊行されていて、日本では3部までが翻訳されています。
文庫で出ていたシリーズ1作目『七王国の玉座』を読み終わった翌日には、本屋に走って、既刊ハードカバーを全て揃えてしまいました。
何故そんなに急いだかといえば、このシリーズは主人公を設定せずにその章(章のタイトルが全て人物名)ごとの人物の視点で物語が進み、伏線を広げたり拾ったりしながら、切れ目なく物語が続いていきます。
そのため、1部を読んだところでは物語のほんの触りしか語られておらず、然程引き込まれるような面白さを感じていなかったにも関わらず、続きだけは気になって仕方がなくなったわけです。1部ラストのヒキの上手さが反則級だったこともありますけどね。
勿論、3部まで読み終わった今では、どっぷりと物語に引き込まれてしまって、余韻だけでしばらく楽しめそうな勢いです。


大まかな内容ですが、基本的には戦記といっていい形を取っていると思いますが、戦場の描写というのは意外と少なめです。
また、皮肉なことに戦場に駆り出されてそれを多く描写されているのは、発育不良で人から小人と嘲られている、戦場に最も似つかわしくない青年だったりします。
多くの章では、放浪や王宮や僻地で生き延びるキャラクターが描写されていて、それぞれが周囲に振り回され続ける立場にいるために、最善といえる行動が出来なかったり、最善と思えた行動が他人の陰謀に基づいたものだったりと、なかなか上手く運びません。
さらには、それを個人技で突破できるようなキャラクター、つまるところヒーローが一人もいません。
というのは言い過ぎで、一人だけいるにはいるんですが、今のところ七王国外にいて自分の力(戦力や統治力)を蓄えている段階で、まだ七王国の戦乱には関わっていません。
そのため本作では、ファンタジーらしく魔法と言い換えられるような神秘があったり、ドラゴンや異形人やリビングデッドが登場したりもするんですが、それを踏まえても、ただただキャラクターたちの目を通して七王国の戦乱や謎を追いかけていくような構成になっています。


第3部で一応シリーズ前半の区切りが付いていて、1部で謎となっていた出来事は、読者に対して、ほぼ回答が示されています。
その点は良かった、本当に良かった、もっと気になることが山のようにあるけど!
日本で第4部が翻訳される時期は、早くて来年末といったところでしょうか。
下手すれば……いやしなくとも10年近い付き合いになる予感がするので、気長に翻訳を待たないと仕方がないんですけどね。

世界名作劇場

ゼーガペインが終わってからアニメはしばらく見ていなかったんですが、今は一月から始まった「世界名作劇場 レ・ミゼラブル 少女コゼット」にすっかり嵌り込んでいます。

日曜夜7時半〜8時、提供は勿論ハウス食品ですが、残念なことにチャンネルがBSフジと、どれだけの視聴者がいるのか疑問に思うところです。


オレ自身は、おぼろげながら「ああ無情…」を小学生時代に読んだ記憶がある程度で、内容に関する情報はすっかり抜け落ちていましたから、新鮮な気分で視聴しています。

本来の主役はジャン・バルジャンなんでしょうが、名劇ということもあって、今作ではコゼットが主役になっています。

成り行きで、母ファンティーヌから、テナルディエ一家に預けられることになった娘コゼットは、ファンティーヌがいないのをいい事に、テナルディエ一家から奴隷のような扱いを受け日々を暮らしています。

この辺りは、セーラ等名劇にありがちな状況なんですが、このコゼットが意外に図太い上に、テナルディエ家の長男(でもコゼットより年下)ガブローシュや野良犬シュシュの助けも借りて、テナルディエ夫婦やその娘姉妹(エポニーヌ、アゼルマ)たちのいじめを、柳に風と受け流しちゃったりしています。


逆に、コゼットと再び一緒に暮らすために、遠くの街へ働きに出たファンティーヌは、ジャン・バルジャンの工場で働くことになったものの、コゼットの養育費の送金や貯金のために、職場の人間関係を疎かにしてしまい、いじめを受けることになり、結果的に工場をクビになってしまいます。

さらに、テナルディエからコゼットの養育費の値上げや病気の治療費(嘘)等で多額のお金を要求され、それをコゼットの為と、必死に仕事を探したり、手荷物を売ったりしながら工面して、ギリギリの生活を送るようになります。

そして、無理な仕事を引き受けて、結局処理することが出来ずに再び職を失い、アパートも追い出されてしまったのが、先週までのあらすじです。


さて、こうやってブログに残しておこうと考えた今週の放送ですが、一言でいえば、これは酷い…。

放送タイトルは「お母さんのスカート」、テナルディエにコゼットの防寒着代(これも嘘)を要求されたファンティーヌが、お金を工面してコゼットに毛皮のスカートを送る話です…でした。


放送冒頭、ファンティーヌは職を求めて入った屋敷で、職を貰えずにパンを施されそうになります。

これに対して、自分はそんなにみすぼらしい格好をしていたのかと1人ごちながら、ファンティーヌはそれを拒否して立ち去ります。

結局を職を見つけることが出来なかったファンティーヌは、自らの綺麗な長い髪を売り、そのお金でコゼットの為のスカートを買ってテナルディエの所へ送ります。

このスカートは、テナルディエの下で、何故お金を送ってこなかったのか憤慨されることになり、テナルディエの娘のアゼルマに与えられます。

ここで、初めてコゼットがテナルディエに怒りを向ける事になるのですが、子供の身ではどうにもなりません。


さて、髪を売ってしまったファンティーヌは、住む場所もなくホームレスの寄り合い所帯の様な所に身を寄せ、苦しい生活に体を痛めながらも、その日その日の仕事でまた貯金を始めます。

そして再びテナルディエから養育費の催促が入ります。

ファンティーヌがわずかばかりに貯めたお金を送金するために街を歩いていると、正面からぶつかってきた男に、そのお金を盗まれてしまいます。

ファンティーヌは脱げてしまった靴も履かずに裸足で警察の下へと駆けつけますが、そのみすぼらしい格好を見た警察官は、ファンティーヌを物乞いと決め付けて追い返してしまいます。

これで、街の人を信用できなくなってしまったファンティーヌは、寄り合い所帯の人たちにまで「私のような物乞いがお金を持っていることを知っているあなたたちが、私のお金を盗ませたんでしょう」と錯乱気味に詰寄り、諦めてその場所からも離れていきます。

テナルディエから、送金がなければコゼットを他所にやると脅されながら、ファンティーヌは物乞いとして街を浮浪します。

その姿は、目は落ち窪み、頬はコケ、薄汚れた体は痩せ細って寒さに震え、もはやパリで育った上品な婦人の面影はまるでなくなっています。

ファンティーヌは、街で出会ったバルジャンの従者アランに対し、「バルジャンの工場から追い出された所為で私はこんな目に遭っている、コゼットにお金を送りたかっただけなのに」と言い残し、その場を後にします。


アランがその次第をバルジャンに報告し、バルジャンが工場長を呼んでファンティーヌをクビにしたあらましを確認していると、街に雪が降ってきます。

雪が薄く積もった街で、ファンティーヌは2人組の酔っ払い男性に出会い、物乞いをしますがあっさりと断られ、その場を後にしようとします。

あろうことか、男たちは、道に積もった雪を丸め、ファンティーヌの背中に押し込みました。

これに、堪らず悲鳴を上げたファンティーヌを見て、大笑いしながら男たちが去っていきます。

ファンティーヌは、男たちを睨め付けながら、すぐそばにあった棒を拾い上げます。


バルジャンの命令か、自身の行動か、雪の街をファンティーヌを探して走り回るアランは、同じく街を走り回る警察官の後を追いかけて行き、頭を押さえる男性二人と、警察官に両脇から押さえられたファンティーヌを目にします。

そして、警察官に連れられて行くファンティーヌを、ただ見送るのでした。


そんな30分でした。あ痛たたたたたたt

ファンティーヌがコゼットに送ったスカートとかほとんど関係ありませんし!

むしろ、意味ありげにクローズアップされた、ファンティーヌの履くスカートが汚れ痛んでいく様が主題だったんじゃないですかと!

うん、まあ、ここ2・3週はコゼットよりもファンティーヌの不幸がクローズアップされる展開になっていましたし、ここで一気に片付けてしまったと納得しておくに限るわけですが。


しかし面白い。

今更、名劇(しかも主人公萌え系キャラ)に、こうも嵌ってしまうとは思いませんでした。

過去の名劇も、今見返してみると改めて楽しめるのかもしれませんねと思いながら、やたらと長くなってしまった今日のブログを終わらせます。

Wiiには

ゲームプレイ時間を記録する機能があります。
オレのWiiでは、発売日から今日までのプレイ時間は以下の通りです。


12/2 4:29
12/3 8:29
12/4 10:12
12/5 5:42
12/6 26:21
12/7 8:47
12/8 3:28
12/9 0:06

12/18 0:23


何故か24時間を超えている日もありますが、発売1週間ほどでぱったりとプレイをやめています。
これは、Wiiに飽きたという話ではなくて、ゼルダの伝説をクリアした途端にゲームに満足してしまって、しばらくゲームから離れているような状況です。
ちなみに他のゲーム機にも一切触っていないですね。


ゼルダの伝説でどう満足したのかといえば、謎解きが楽しい、ムービーの雰囲気が凄く綺麗、敵との戦闘でいろいろなアクションを選んで攻撃することが楽しい、といったゲーム自体の面白さに加えて、ゲーム中の情報から行き先を推測すると、ストーリーがそこへ向かうように働いたり、ダンジョンで部屋に進むと、そこで行き止まりと思っても後戻りをさせずにちゃんと仕掛けで次の部屋に進めるようになっている、といったゲーム制作者の丁寧な作り方に、感動すら覚えました。
欠点はといえば、タイトルは「ゼルダの伝説」ではなくて「ミドナの伝説」でしょうにといったところです。


こう見えてオレは、SFCゼルダであまりの難しさに音を上げて、以後のゼルダを、64もGCも持っていますが完全に無視してきました。
今回、たまたま発売日に手に入れた新ハードの目玉だったという理由で購入しましたが、事前の恐々とした感触が180度転回したゲームは初めてかもしれません。
ただ、やはりというか、3Dが苦手だと感じたのは、足場から足場へのジャンプですね。
普通に真っ直ぐ進むだけでジャンプできるのですが、その真っ直ぐが進めません。谷の数歩手前に立ってリンクの方向を前に向けてZ注目で視点を前に合わせてさあ跳ぶぞと3Dスティックを前に倒すと、オレのリンクは斜めに飛んで足場に降りられずに谷底へと真っ逆さまに落ちていきます。
それで何度リトライを繰り返したことでしょうか。


そんなこんなで、ゼルダをクリアしてしまうと、他のゲームに手を伸ばす気がなくなってしまいました。
こんな状態にはなってしまいましたが、Wiiはとても満足度の高いゲームハードですね。